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2018.09.01

食道癌とはどんな病気?症状や原因や予防方法は?

今回は食道癌についてご紹介します。なぜ食道癌になるのか?また、なってしまった場合どういった症状が出るのか?ならないように予防できるのか?などご説明いたします。

食道癌とは?

食道癌はその名の通り、食道にできる癌です。
食道のどこにでもできる可能性がありますが、多くは食道の中央部分、または下部にできる場合が多い癌です。
食道の表面を覆っている粘膜に発生します。
粘膜の表面にある状態を早期食道癌、粘膜下層まで及んでいる状態を表在食道癌、それより深い層に達している癌を進行食道癌といいます。

症状

初期の頃には主な症状はほぼありません。
よって、ご自身で気付くことができず、人間ドックなどの検診で発見されることがあります。
癌が進行すると、飲食時の胸の違和感やのどにつかえる感覚、胸や背中の痛み、喉・声のかすれなどがあらわれてきます。

原因

食道癌の主な原因は喫煙と飲酒です。
飲酒によって体に生じるアセトアルデヒドは発がん性の物質であり、この物質を分解する酵素の活性が生まれつき弱い人は、食道癌の発生する可能性が高まるといわれています。

予防方法

食道癌を予防する方法としては、主な原因として紹介した喫煙をしないこと、過度な飲酒をしないこと、また日々の食生活をバランス良くすることが効果的と考えております。

初期症状がなく、気付かないうちに進行してしまう癌ですので、定期的な検診でご自身の体のチェックを行うようにされてください。