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2018.09.30

胃炎とはどんな病気?症状や原因や予防方法は?

今回は胃炎について紹介したいと思います。
どんな症状が出るのか?また、胃炎の原因や予防する方法などをみていきたいと思います。

胃炎とはどんな病気?

胃炎とは文字通り、胃の粘膜に炎症が起きる状態のことをいいます。
2種類あり、急性胃炎と慢性胃炎に大別されます。
胃の粘膜には、胃酸などの刺激に対する抵抗力があるため、強い酸でも炎症を起こすことはありませんが、胃炎になっている場合は炎症を起こしてしまいます。

原因と症状は?

急性胃炎と慢性胃炎で異なります。

●急性胃炎
食べ過ぎや飲み過ぎ、ストレスなどの生活習慣の乱れ、ウイルスやピロリ菌の感染、食中毒などが原因となり胃の粘膜がただれる状態です。突然みぞおちのあたりに刺すような痛みを感じることがあります。また、嘔吐や下痢を伴う場合もあります。
大体の場合は、2日〜3日ほど安静にしていれば治ります。

●慢性胃炎
原因の大半がピロリ菌の感染によるものです。その他、非ステロイド性抗炎症薬の副作用などが原因になる場合もあります。胃の粘膜が慢性的に弱くなり炎症が繰り返されます。慢性的に胃もたれや胃痛、吐き気などに悩まされます。

予防方法は?

胃炎を予防する一番身近な方法は、生活習慣を正すことです。
体に配慮した食事内容や規則正しい生活リズムを心がけることです。
タバコやお酒も原因となりえますので、ほどほどにしましょう。
ストレスのコントロールも大切です。ストレスを溜め込むことなく、リラックスできる時間を持てるように気をつけましょう。

ピロリ菌が原因となっている場合は、ピロリ菌の除菌が必要となります。
検査を受けてピロリ菌感染の有無を確認しましょう。
ピロリ菌は薬の服用で除菌することが可能ですので、胃に不安がある方はお気軽にご相談ください。