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2018.11.01

胃潰瘍とはどんな病気?症状や原因や予防方法は?

今回は胃潰瘍について紹介したいと思います。
どんな症状が出るのか?また、胃潰瘍の原因や予防する方法などをみていきたいと思います。

胃潰瘍とはどんな病気?

食べ物を消化するために分泌される胃酸が、何かしらの影響により胃粘膜を消化してしまい、胃の内側の壁がただれて傷ついた状態です。
胃潰瘍が進行していると食事中や食後に、みぞおちから左側にかけて鈍い痛みを感じるようになります。胸焼けや吐き気などを感じる方もいらっしゃいます。
症状が悪化すると胃の内部で出血を起こすことがあり、黒褐色の血を吐血したり、黒い便が出ることがあります。

原因は?

胃酸が胃粘膜を消化してしまうことが原因と述べましたが、なぜこのようなことが起こるのでしょうか?通常は胃粘膜が胃の壁を覆い、胃酸から守る構造になっています。しかしながら、極度の過労や精神的なストレスなどの影響で自律神経が乱れると、分泌される胃酸の量と胃粘膜のバランスが崩れて、胃粘膜が傷つきやすい状態になります。
また、脳や肺の慢性病や特定の薬の服用により、胃粘膜のバランスが崩れることも報告されています。

予防方法は?

胃酸の過剰な分泌を予防するには、まずは食事の見直しです。胃に負担をかけるような極端に辛いものやしょっぱいものや食べ過ぎなどには注意が必要です。アルコールの飲み過ぎや喫煙も良くありません。
また、強いストレスを感じる生活を長期間にわたって続けることも胃潰瘍の原因となりえますので、ご自身で生活を調整するように心がけましょう。