骨粗しょう症

骨粗しょう症とは

骨粗しょう症とは骨粗しょう症とは、骨の量が減少し、骨の質が劣化してもろくなり、骨折が起こりやすくなる病気です。高齢になるとちょっとした転倒で骨折してしまうのは、骨粗しょう症が進行しているケースが大半です。

骨に含まれるカルシウムなどの量(骨密度)は、年齢を重ねていくと徐々に減少していきます。 特に、ホルモン分泌のバランスが変化する更年期以降の女性に多く、65歳以上の女性は約半分が骨粗しょう症の可能性があるといわれています。

初期は痛みなどの症状がないため気付きにくく、無自覚のうちに進行してしまうため注意が必要です。

骨密度検査

骨密度検査骨密度は、簡単な検査で測定することができます。
当院では「超音波骨密度測定装置」を導入し、かかとの骨に超音波を当てて測定を行っています。特に更年期以降の女性の方には、骨粗しょう症の早期発見、予防のためにも早めの検査をおすすめします。

治療方法

症状に応じて、飲み薬や注射薬で治療を行います。
日常生活では、食事と運動で改善を図ります。

食事では、骨の主成分であるカルシウムをしっかり摂ること、カルシウムの吸収を助けるビタミンD、ビタミンKも大切です。日光に当たるとビタミンDが活性化するため、日中の散歩など、屋外で適度な運動をすることをおすすめしています。